ヘイ・オン・ワイ
ヘイの町は、ウェールズ中部の東端にある町で、ワイ川の畔にあるため、ヘイ・オン・ワイと呼ばれる。この町は、古本屋が多いことで有名なのだが、その文化的な雰囲気に魅かれてか、アーティストの工房・ショップも集まっている。
私たちがここに到着したのは、もう四時過ぎ。店が閉まり始めていたので、早足で歩き回った。別に買い物をするわけではなくとも、シャッターの閉まった町並みを見るのは寂しいからである。

これはお城。たぶん十三世紀に、ウィリアム・ド・ブレオス二世が建造したというのがこれなのだろう(その後何度か破壊と再建を繰り返している)。
今は、古本屋として使われている。古本テーマ・パークのようなものだろうか。
ヘイが古本の町となったのは、この城を所有していたリチャード・ブースという人物が、1961年に最初の古本店を開店し、ヘイを世界一の古本取引センターにしようと思い立ったのがきっかけ。現在のヘイには三十店あまりの古本店があるそうだ。

これは、ヘイのマーケット。現在も使われているかどうかは不明だが、きれいに整備されていたので、市が立つ日にはストールが並ぶのではないかと思う。ちなみに、ヘイでもらった観光パンフレットによれば、市が立つのは木曜日の八時から十二時までだそうだ。
こうしたマーケット・プレイスは二階建てのものが多く(ロスのものを参照)、このようなスタイルは珍しいのではないだろうか。

ヘイ橋の上から撮影したワイ川の流れ。
ヘイの町を一歩出ると、もうそこは田舎。ここをベースにトレッキングが楽しめるそうだ。

ヘイの町の建物の多くは、この緑がかった灰色の石でできている。私たちの住むバーミンガムは、ほとんどの家が赤レンガでできているので違う色の町並みはとても新鮮に感じる。
この家は、たくさんの花を育てていて特にきれいだった。

昼ごはんを食べていなかったので、いい加減にお腹がすいてきた。そこで、私たちは食堂のようなレストランに入り、軽食をとることにした。
注文したのは、地元産のスモークサーモンのサラダとポークのキャセロール。左の写真、左側に写っているのは、ポークについてきたものと思われるサイドディッシュ。

これがポークのキャセロール。リンゴの角切りが入っていて、サイダーで煮てあるのだそうだ。ジャケットポテトも付いてきた。
サラダにはパンが一個付いてきた。さらに、水も一本買って、全部で20ポンドぐらいだったと記憶している。これだけ全部で、本来は一人分のスターターとメインディッシュなわけだが、三人でシェアして、けっこうお腹が一杯になった。

私たちはヘイを後にして、帰路についた。
これは、途中で通った木の橋。通行料金50pと書いてあったのだが、結局徴収されなかった。珍しかったので記念撮影。
以上、二日間にこれだけ詰め込んだとは信じられないほど、濃厚な旅だった。イギリスの新たな魅力を発見できて、実り多い二日間だった。

