Andalucia

Andalucia tapas restaurant
先日、ロンドンに出かけた際、どこかでお昼ご飯を食べなければならないことになり、たまたま入ったのがこの店(2007年12月17日)。ピカデリー・サーカスの近くにいたのだが、ロンドンのにはまったく土地勘がない。それでも、ファーストフードでもチェーン店でもなく、中華ではなく(晩御飯にベトナム料理を食べることが決まっていたので、アジア人ではない旦那のため、似たようなものは避けたかった)しかも値段が高くない店ということで、なんとか探し出したのがこの「アンダルシア」。

Pisto Manchego
店の入り口は一階なのだが、ダイニングエリアは地下になっている。午後二時に店に入ると、中には誰も先客がおらず、これは外してしまったかとかなりビビる。座席数は30席ほどの小さな店で、席に着くと、一人だけいたウエートレスさん(アンダルシア出身だそうだ)がメニューを持ってきてくれた。四時間後には晩御飯を食べなければならないと言うことで、タパス2皿£4.75というランチメニューから選んだ(3皿だと£6.95になる)。

メニューにはクラッシクなタパス料理15皿が並んでおり、好きなものを組み合わせることができる。メインディッシュも出しており、それは£4.15から£6.95。

Albondigas
正直、この値段では大したものは食べられないだろうと、ぜんぜん期待していなかったのだが、そのせいなのかどうなのか、その予想は外れで、結果から言うと、不味いものは一つもなく、なかなか満足できる昼食となった。

上の写真は、ピスト・マンチェゴという料理で、サイコロ切りにしたパプリカ、ズッキーニ、ニンニク、ジャガイモなどをトマトで煮たもの。野菜の切り方を除けば、ラタトゥイユに極めて近い。右は、アルボンディガスという、スパイシーなトマトソースで煮込んだミートボール。かなりボリュームがあり、味も悪くない。
Chorizo al vino
これは、チョリソ・アル・ヴィノという、スペインのスパイシーなソーセージ「チョリソ」を赤ワインで煮たもの。とても脂っこいが、チョリソ自体が脂っこいので、これで普通。私はチョリソの自体あまり食べたことがないので確証はないけれど、サラミのような風味の本物のチョリソが使われていたと思う。
Boquerones en vinagre
ボケロネス・エン・ヴィナグレは、小さな魚を酢に漬け込んだもの。スペインのものは食べたことがなかったが、イタリア、ギリシャではこれが私の好物だった。味も同じような感じ。一緒についてきたオリーブもすっぱくて美味しい。お酒を飲む人なら、つまみにもってこいだろう。


Andalucia tapas restaurant
食べ過ぎて、楽しみにしていた夕ご飯のベトナム料理が入らなくなると困るので、私はこれだけ食べたのだが、旦那は途中からパンが欲しいと言い出し、一人分注文した。バゲットのようなパンを切ったもの五切れほどとオリーブオイルの入ったバスケットが、£1.50ていどだったと思う。普通に昼ごはんを食べる人なら、パンは必要だろう(但し、この時は品切れだったのだが、タパスの中にはご飯料理のパエリアもある)。

Andalucia tapas restaurant
食事の〆に、エスプレッソ二杯も注文した(一杯£1.95)。以上のものの他、旦那がコーラを注文し、お勘定は£18.50(12.5%のサービス料込み)。なんだかんだと付け足しているうちに、思ったよりは高くなってしまった。

とは言え、タパス2皿、パン、水道水、コーヒー(普通のコーヒーは£1.50)だけなら、一人分10ポンド以内。ロンドンのど真ん中であることを考えれば、別に高いわけではないだろう。セルフサービスやチェーン店でサンドイッチやハンバーガーを食べればもっと安いのは分かっているが、せっかくロンドンまで来て、どこででも食べられるものを食べるのではつまらない。そう思う方にはお勧めしたい店である。

Andalucia Tapas Restaurant
4 Panton Street, London, SW1Y 4DL
(near Piccadilly Square)
tel/fax 020 7930 9950

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