
2007年9月15日、女友達三人と、ピーク・ディストリクトにあるダヴデイルという所に行ってきた。
目的はダヴデイルを歩いて自然に触れることと、田舎のパブで美味しいランチを食べること。
最初に食事をして、それからウォーキングに出かけたのだが、食べ物については後に書くことにする。
これは、ダヴデイルの眺め。曇ったり晴れたりの日和だったが、たくさんの人がウォーキングを楽しんでいた。

まだ寒くはなかったが、すでに葉っぱの色が変わり始めている木もあった。
野原では雉をたくさん見かけた。私たちが近づくと走って逃げたのだが、なぜか飛ばなかった。イギリスの雉はあまり飛ばないのだろうか。雉の他にも、羊、牛、犬などいろいろな動物を見かけた。フット・パスと呼ばれるウォーキング用の小道は、個人所有の農園の中を突っ切っているためだ。
ウォーキングはとても楽しかった。

さて、パブの話。
これが私たちの訪れたパブ「オケオヴァー・アームス」の概観。緑の中にたたずむ白い建物はとても美しい。
インターネットで見つけて、12時に予約を入れてから訪れた。

私たちが訪れた時間には、ダイニング・エリアには人がおらず、ビールを飲んでいる人がいる程度だった。
写真では感じのいい田舎のパブのように見えるが、実際にはかなり埃っぽく、ちゃんと掃除をしていないのが伺われた。トイレも汚れており、いいかげん。
埃っぽいというだけではなく、テーブルクロスやナプキンも汚れていた。私のナプキンなどは、前に誰かが使ったのを使いまわしているのが明らかな食べ物の染みがあった。

私たちは4人でスターターを二種類注文してみた。これは、"Garlic Mushrooms en Croute" (£4.75)というもの。
"En Croute" というのは、フランス語で、「ペストリーに包んで焼いた」という意味らしいが、実際には、普通の食パンのトーストがついてきただけだった。看板に偽りありだ。
味はよかったのだが、やはりメニューに嘘を書いてはいけない。また、これで5ポンド近く取るのは、ぼりすぎだろう。

メインコースには、四種類の違った肉をオーダーした。これは、Herb Crusted Seared Venison Served with a Rich Port Jus (£13.95)という料理。ヴェニソンというのは鹿のこと。イギリスでは、日常的とまでは行かないものの、けっこう良く食べられている。
注文した中ではこれが一番おいしかった。乾燥ハーブが多すぎると感じた人もいたが、私にはこれでよかった。

これは肉の断面。鹿はこのようなレア状態で食べるのが普通。
他に注文したのは猪、豚バラ、牛のステーキ。
一番ひどかったのは豚バラで、本来柔らかくなるまでじっくり調理しなければいけないのだが、これは単に焼いただけでまずかった。
これはサイド・ディッシュ。注文しなくても勝手についてくる。これはイギリスのレストランではけっこう普通なこと。しかし、この店のものは質が悪く、しかも四人にこの量はちょっとケチりすぎだ。ニンジンは、まるで乾燥させたようだった。こんな田舎に来てまで、不味い野菜を食べさせられたのはけっこうショックだった。
もう一つ、ひどかったのは、私たちは数日前に予約をして、しかも12時に来ているにも拘らず、パンが品切れだったこと。テーブルの上にはパンの取り皿があるのに、おかしな話だ。
値段はすべてで£60、ということは一人£15。飲み物代はコーラ二杯だけ(他の二人は水を飲んだ)。食べたものの質やサービスのひどさを考えれば、これは高い。

そう、サービスはほとんどないも同然だった。オーナーのシェフはキッチンに入ったきりで、一人いた若い、と言うか子供のエイター(15、6歳だと思う)は、一体何をしているのか、ほとんど私たちの席には来なかった。シャツはよれよれ、ズボンは汚れていて、こんな不潔なウエイターは置かない方がいいと思った。
イギリスの料理が不味いというのは話に聞くが、レストランが不潔だというのは珍しいと思う。こんな店があることにびっくりした。
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