シラーズ (SHIRAZ)
評価: 7/10 (そこはもうイラン・・・)

2008年6月の平日夜、ハグリー・ロードにあるペルシャ(イラン)料理レストラン「シラーズ」に行ってきた。ここを訪れるのは二回目で、一回目はもう二年以上前だと思う。その時は、とても美味しいと思ったのだが、私たちにとってはちょっと中途半端な場所にあるため、今まで戻る機会がなかった。
最近、バーミンガムにはペルシャ料理店が何軒もできたが、ここはブーム以前からある老舗。店の看板は数週間前に新しくなったが、中は以前訪れた時と全く同じだった。

平日の夜であるにも拘らず、7時に店に入ると席は八割がた埋まっていた。お客のほとんどは中東系。真っ黒いベールをかぶった女性が何人もいて、まるでテヘランのレストランに迷い込んだかのよう。私たちは予約してあったのだが、トイレとキッチンへのドアに近い小さなテーブルに押し込まれた。しばらくしたら店が空いてきたので、一緒にいた友達がウエイターさんに言って、もう少し大きなテーブルに移らせてもらった。
これは炭焼き茄子で作ったディップ(£4)。中東ではポピュラーな料理で、名前は違えど、いろいろなところで食べられている。

こちらはヨーグルトにきゅうりを混ぜたもの、そして、ペルシャ風のナン。
このナンは店の名物で、インド料理のナンよりも軽く、ふわっと焼きあがっている。お勧め。
きゅうり入りのヨーグルトの方は、ギリシャのザジキに似たようなものだと思ったのだが違った。まず、塩とにんにくは入っていない。ヨーグルトはほとんど酸味がなく、脂肪分が多い。ヨーグルトと言うよりはクレーム・フレッシュみたいな感じ。これはこれでいけるのだが、私はザジキを期待していたので、ちょっとがっかりした。

こちらはメインの一つ、ラムとチキンのケバブ。ラムのケバブとチキンのケバブが一本ずつ出てくるのかと思ったら、交互に串に刺して焼いたようだ。視覚的にはきれい。一緒に食事をした友人の評では、Ladypool Roadにあるペルシャ料理店で食べたケバブのほうが焼き加減が上手だったそうだ。今度行って試してみたい。
一緒に皿にのっているのは、ペルシャ風のライスとハーブのサラダ。お米はイラン米ではなく、Tildaブランドのバスマティを使っているようだ。サラダの方は、以前来た時より寂しくなっていて、ちょっとがっかりした。

こちらはラムを、トマトと玉ねぎのスープで煮たシチュー。下に写っているライスとセットになっている。
肉はナイフがいらないぐらい柔らかくなっていて、とても美味しい。玉ねぎの甘みとトマトの酸味のコンビネーションは最強だ。
ただ、シチューの温度がぬるめだったのが残念。以前来た時には、煮立っているかと思うほど熱いスープだったのだが・・・

こちらは、ディルと小さなソラマメを一緒に炊き込んだご飯。上のシチューと一緒に食べる。
以前に来たときもこのライスを食べた。その時はもっと量が多かったのだが、とても食べきれないような量だったので、これぐらいで調度いい。
その他の違いは、豆の種類が変わっていたこと、そして、米の質感に、以前ほどの弾力が感じられなかったこと。なぜだろうか。

結局、ライスは全部食べ切れなかったので、お持ち帰りにしてもらった(中華料理店や中東料理店ではこの手があるので、頼みすぎても大丈夫)。
そして食後にはペルシャン・ティー。紅茶の中にカルダモンが入っていて、砂糖を入れて飲む。お皿の上に乗っているのはサービスでついてきたバクラヴァ。
以上でお値段は£29。安いのではないだろうか(言い忘れたが、この店はアルコール類禁止なので、私たちは水を飲んでいた)。正直、味は前回ほど美味しくなかったのだが、それでも十分合格点。狭い席に押し込まれないで済むならばまた行きたい。
Shiraz, taste of Persia
167-169 Hagley Rd
Birmingham, B16 8UQ (地図)
+44 121 454 9911
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