SHERATTON

Sheratton
 2007年12月12日、友達6人とともに、バーミンガム大学エジバストン・キャンパスの近くにあるバルチ屋、シェラトンに行ってきた。もちろん、シェラトン・ホテルとは何の関係もない。ホテルの方はSheratonで、綴りもちょっと違う。調べてみると、イギリスのバーミンガムにはシェラトン・ホテルはないが、アメリカのバーミンガムにはあるようだ。

 エジバストン・キャンパスが面するブリストル・ロードには5〜6軒のバルチ屋があり、これはその一つ。一時、店を閉めたので、つぶれたのかと思ったが、2ヶ月ほどして再開店した。外装と内装の工事をしていたらしい。持ち主が変わったのではと思ったのだが、改修前にも来たことのある人は、以前にも同じ人が働いていると言っていた。

 ジャンルとしてはバングラディシュ料理。かつて、バングラディシュ、パキスタン料理はインド料理として一まとめにされていたのだが、ここ一年ぐらい、バーミンガムでは「バングラディシュ料理」をはっきり打ち出すレストランが増えている。この店もその流行に乗ろうとしているらしい。

electric bonsai
悪趣味な電飾盆栽が窓際に飾ってある
 7時に店に入ると、クリスマス・パーティーのシーズンであるにも拘らず、誰も客がいない。なのに、入り口に近い席をあてがわれた。寒い時期にこれをやられると、印象が悪い。

 メニューを渡され、読み始める。不思議なことに、一般的なバルチ、ジャルフレジ、ダンサック、パティアといった料理が見当たらず、ちょっと高めのスペシャリティーが並んでいる。以前に、テイクアウトのメニューをもらって読んでいたのだが、そこには普通のメニューもあったので、聞いてみると、それもできるとのこと。値段の高いディッシュを売りつけようという陰謀なのかと皆でかんぐる。そうではないのかもしれないが、やはり印象がここでさらに1ポイント・ダウン。

Maacher Salom
Maacher Salom (バングラディシュ産の魚のベンガル風カレー)
 飲み物にラッシーを注文しようとしたら、置いていないと言われる。しょうがないので水を注文。7人もいるのに、何故か小さなジャグを1つしか持ってこない。ウエイターがグラスに注いでいるうちに途中で足りなくなり、最後の方の人には、苦笑しながら少しだけ入れていた。なぜ、そんなことをせず、もう一瓶持ってこないのかが謎。

 大学界隈では珍しいことに、この店はポパドムのサービスなし。しかも、欲しいかどうか尋ねもしない。さらに謎は深まる。

bengal fish curry
 私は、メニューのハウス・スペシャルのコーナーからMaacher Salomという魚のカレー(7.50ポンド)と、白いご飯(1.95ポンド)を注文した。魚は淡水魚らしく、泥っぽい臭いがする。カレーの中には、シナモンの葉っぱという今まで見たことのないものが入っていた。味は、感激するほどではないものの、まあ美味しい。しかし、このカレーと白いご飯だけで9.45ポンドというのは、このあたりの店と比べると、高いと思う。この料理だけが高いわけではなく、キング・プローン(大きめの海老)の料理なら、何をとってもそれだけで8.95以上、たとえばキング・プローンのジャルフィレジとマッシュルーム・ピラフを注文すると、12.25ポンドになる。チキンなら5.50ポンド〜と、まあ普通なのだが、あまり納得できない価格設定だ。

一般的な問題点として、この店のウエイターは皆マイペースで、仕事が遅い。態度が悪いわけではないのだが、とにかくテキパキしていない。皿配り一つにしても、人数分もって来なかったり、見ていてちょと苛々した。注文を間違えられた人も一人いた。この辺の店には何度も、同じような人数で来ているのが、こんなことは初めて。味自体は悪くなかったが、この値段なら、もっと美味しい店があるし、もっと安くて同じぐらい美味しい店がある。避けるべきとまでは言わないが、特に試す価値はないと思う。

Sheratton
608 Bristol Rd., Selly Oak, B29 6BP
Tel. 0121 471 4696 / 0121 471 4040
年中無休、5時半から0時まで
ライセンスあり、主要クレジット・カード払可

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