サヴァンナ Savannah
評価: ★★★★☆ (がんばって欲しいので、応援の意味も込めて)

バーミンガム大学から、シティーセンター行きのバスに乗っていたら、車窓から新しいレストランを発見!早速、見に行ってみると、エリトリア、エチオピア、東アフリカ料理の店 Savannah (ポスターでは Savanna という綴りだった)とある。バーミンガムには今までなかった料理だ。表に出ているメニューを見ると、高くないし、現在ベジタリアン生活を送っている旦那でも大丈夫そうな料理が多いので、早速、その週のうちに行ってみることにした。(あとで、聞いたところによると、開店からまだ一ヶ月程度だそうだ)。

私たちが店に入ったのは、木曜日の夜8時15分頃、店の中には四人のアフリカ系の人(本当にアフリカ人かどうかは分からないが、とにかくネグロイドの人)が食事している他、誰もいない。店の奥のほうまで入っていっても、誰もいないので、勝手に席に座って待っていたら、先客の一人がわざわざキッチンまで人を呼びにいってくれた。
左が店の内部。写真を加工してあるが、中はなかり暗い。私はもうちょっと明るい方が好みだ。店の中には、コプト風の十字架をあしらった椅子かけや、かご、楽器、壁飾りなどいろいろなエスニック調飾り物が置いてあったり、かけてあったりする。ただ、内装にはあまりお金をかけていないらしく、ちょっと古びている。お世辞にもおしゃれな店ではないので、きれいな格好をしてくる必要はない。
メニューはスターター、メイン、サイド・ディッシュからなり、デザートはない(訊けば、何かあるのかもしれないが、メニューにはのっておらず、デザート・メニューも出てこなかった)。飲み物は、ソフト・ドリンクだけではなく、酒類も出しており、グラス・ワインは£3だった。私たちは、ミネラル・ウォーターの小瓶(サン・ペレグリーノ)と缶コカ・コーラをもらった(両方とも£1)。
東アフリカ料理は初体験なので、二人用のヴェジタリアン・プラッター(£12)というのを注文してみた。本当にそれで二人分なのかとウエイターさんに質問したら、「とりあえずそれを食べて、足りなかったら追加した方がいいよ」と言われた。無駄なものを勧めないのは、正直なので好感が持てる。

さて、上の写真に乗っているものを、ウエイターさんが説明してくれた。真ん中に乗っているのはAsmera Shiroというヒヨコマメのシチュー。手前のグリーンのものはほうれん草とニンジンをスパイスと煮たHamli。そこから時計回りに、Zigniというソースでレンズ豆を煮たTimtimo、その次はメニューに載っていない赤くて甘い野菜の煮物、そして、キャベツ、カリフラワー、ニンジンなどをAlichaというソースと合わせたカレー、次は既に出てきたTimtimo、その横は、スパイスを増やしたTimtimo。・・・だと思う。間違っていたらごめんなさい。ちょっと残念だったのは、真ん中にのっているものを除き、みな温度がぬるいこと。そういうものなのか、手際が悪いのかは不明。しかし、料理にはそれぞれ特徴があって美味しい。インドのカレーのように油っぽくないことにも好感が持てる。

上の皿で、料理の下に敷いてあるのは、「インジェラ」という名前の、発酵したクレープのようなパン。このインジェラがもう一枚、丸めて、切った形で出てきた(左)。
カレーの量があまり多くないので、ちょっと寂しいが、パンの量が多いので、全部食べるとお腹一杯になる。個人的には、サラダを一緒に注文しておけばよかったと思った。

インジェラは、米を含む様々な穀物の粉を自然発酵させ、それを焼いたクレープ状のパンとメニューにある(本当は「テフ」というものの粉で作るらしい)。もちもち、ふかふかのスポンジ状で、酸味が強い。好きな人は好きだが、嫌いな人は嫌いなちょっと癖のある味。私は好きだったが、これだけの量のパンを食べるのはちょっと苦痛なので、今度来たら、ライスも注文して、パンとシェアしたい。ちなみに、インジェラだけを注文すると£1、ライスはプレインでもスパイス入りでも£2。

食べていたら、ウエイターのお兄さんが、「トラディショナルなチーズもあるけど、食べたい?」と訊いてくれたので、持ってきてもらった。カッテージ・チーズとリコッタ・チーズの中間のような味で、それだけでは物足りないが、他のおかずと合わせて食べると美味しかった。メニューによれば、これと上のほうれん草カレーを混ぜてると、Ajibo Hamliという料理になるらしい。

お腹が一杯になったので(インジェラは食べ切れなかった)、食後のお茶を注文。「エチオピアン・コーヒー」というのもメニューにあったような気がするのだが、ウエイターさんに訊いたら、トラディショナルなのはティーの方だということだったので、そちらを持ってきてもらった。一人分£1.50(と、メニューにはあったのだが、お会計では£1になっていた)。紅茶は普通の紅茶なのだが、お湯の中にクローブとシナモンとおぼしきスパイスが入っており、お砂糖を入れて飲むと美味しかった。
お会計は全部で£16、チップを入れて£18。珍しいものが食べられて、しかも美味しかったので、私と旦那はかなり満足した。今度は肉料理に挑戦したい。
Savannah
32 Bristol St. B5 7AA
Tel.: 0121 622 4343
Mobile: 07983 661 991
asmirchefa@yahoo.com
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