マレーシアン・デライト Malaysian Delight
評価: ★★★☆☆ (悪くはないが、マレーシアとはちょっと違うような・・・)

2008年2月11日(月)、旦那と二人で、チャイナタウンの「マレーシアン・デライト」に晩御飯を食べに行った(右の写真は、別の日の昼間に撮ったもの)。
この店、今年の始め頃から、ダイニング・エリアを元の三倍程度に広げ、もともと流行っていた店なのだが、さらに賑わっているような気がする。私たちは、前にも一度来たことがあるのだが、店の拡張をしてからはこれが初めての訪問(前回の記事はこちら)。

(以降の写真は質がいつもより悪いですが、それは、携帯のカメラしか持ち合わせていなかったからです)。
私たちが到着したのは、七時半ごろ。八割程度の席は埋まっていて、小さなテーブルが空いていなかったため、最初は、二つある大テーブルの一つに通された。しかし、その後すぐに四人用のテーブルが空いたので、そちらに移ることができた。ただ、私たちのテーブルは扉から近いところにあったため、暖房があまり効いていなかったこともあり、食事の間中寒かった。
内装は、無いに等しいぐらいのシンプルさと安っぽさであることの他には、特に書くことが無い。使われている木の椅子がやけに軽かったことを覚えている。トイレはややきたな目で、ちょっと臭かった。

メニューはかなり長いが、そのほとんどが中華料理で、マレーシア料理というのはごく一部である。
私たちは何皿か注文して、シェアした。一番最初に運ばれてきたのは、この海南チキンライス(£6.50)。注文から5分程度しか経たないうちに出てきたので、かなり素早いと言える。
海南チキン・ライスは、中国海南島の料理らしいが、中国の南部他、東南アジアの華僑の間で広く食べられている。マレーシアでもとても一般的な料理だ。
この店のチキンライスは、ライスと鶏肉が別々の皿で提供される。ライスの所々に見える茶色の粒はおこげ。海南チキンライスは、普通、もっと白っぽいので、ちょっと驚いた。

鶏肉の量は、骨があるとは言え、かなり多い。
鶏肉は、マレーシアで食べるものと比べると脂っこかったが、これは鶏肉の質の違いだろうから仕方が無い。驚いたのは、鶏肉がタレに漬かっていたこと。私がマレーシアで見慣れたものは、タレなしの白いチキンで、このような形で出てきたことは無かった。とは言え、海南チキンライスは店によってかなり違うものらしいので、こういうこともあるのかもしれない。
これだけのボリュームで6.50ポンドは安いと思う。味のほうは、まあ美味しいけれど、予想の範囲内という程度。

これは、旦那が注文したポークチョップの赤ワイン味、とか何とかいう名前だったと思うが、はっきり覚えていない(£6)。
これも、私にとっては、特になんと言うこともない、まあOKという感じの料理。また、私にはちょっと甘すぎた。イギリス人は結構甘い中華が好きなので、受けるのかもしれない。肉は脂身が少なく、量もたくさん入っているのだが、箸で食べるためには大きく切り過ぎだろう。ナイフとフォークが必要だ。
まあ、これはあまり変わったものが食べられない旦那が注文したものなので、しょうがない。

こちらは、「スターター」のセクションから私が選んだ鳥の手羽先コカコーラ煮込み(£3.80)。しかし、店のほうにはこれをスターターにしようという気はさらさら無いらしく、メインの皿と一緒に出てきた。
見た目は黒くて、焦げているように見えるが、食べてみるとなかなかいける。手羽先なので、骨が多いのだが、それでも食べるところは結構あった。コーラの味は認められないのだが、甘みとほのかな苦味があり、それが恐らくコーラから来ているのであろう。これがマレーシア料理なのかどうかはよく分からないが、機会があればまた食べたいと思わせる出来だった。

他のものがほぼ肉ばかりなので、野菜もあったほうがいいだろうと注文したのが、このガイランのニンニク炒め(£6)。本当は、生姜炒めのほうがよかったのだが、旦那は生姜が嫌いなので、妥協してここに落ち着いた。ガイランという野菜は日本では見かけないが、中国ではよく食べられているものらしく、バーミンガムの中華食材店でも、輸入されたものがよく売られている。味は、ブロッコリと菜の花を合わせたような感じ。
この野菜炒め、上の豚肉料理と同じ値段なので、ちょっと高い。しかし、食べてみた結果、注文してよかったと思った。テーブルに持って来られたときには熱々。とてもシンプルなのだが、歯ごたえがあって美味しい。他の料理とのコンビネーションも最高だった。
飲み物は、無料のお茶や水を飲んだので、お会計は£22.60程度で済んだ。チップを合わせても£25、同楽飯店や欣悦軒といった純粋な中華食堂よりは若干高いとは言え、いいコスト・パフォーマンスである。
私は「マレーシア料理」というのに別のものを期待しているので、この店にまた来るかどうかは分からない。しかし、決して悪い店ではないので、興味がある方は、一度試してみるといいと思う。
Malaysian Delight
8 Ladywell Walk, Birmingham, B5 4ST 地図
Tel. 0121 622 3909

