ラザン (Lasan)

2007年7月22日、バーミンガムで最もハイクラス(といっても、値段自体はそれほど高くないのだが)なインド料理店の一つ「ラザン」に行ってきた。早い時間に行くと、一人10ポンドで2コースの料理を食べられるという期間限定オファーを見つけたので、飛びついたのだ。
右は店内の様子。これは六時ぐらいの写真。私たちは夕方5時15分ごろから六時過ぎまで店にいたのだが、日曜日のせいか、他の客は誰も来なかった。

店の入り口を外から見るとこんな感じ。大きな看板が出ているわけでもなく、ちょっと地味目。特に昼間は、前を通りかかっても、レストランだと気づかないかもしれない。

これはサービスで出てきたポパドム。揚げたてのようだった。
横についているのは、玉ねぎとミントのサラダとヨーグルト。ポパドムについてくるヨーグルトは普通水っぽいのだが、この店のものは濃厚で、マヨネーズのような濃さだった。
しかし、私はポパドムは極力食べないことにしているので(一体、なぜ美味しいものを食べる前に、こんなスナックでお腹を埋めなければならないのだろう?)、感想は特にない。

私が注文した前菜「マンス・ケ・ショーレイ」(メニューによれば、スモークしたラム肉をヨーグルトとマスタードオイルに漬け込み、タンドーリ・オーブンで焼いたもの、だそうだ)、本来の値段は£5.95。緑色に渦を巻いているのは、コリアンダーとミントのソース。
肉は柔らかく、しっかり味がしみている。パプリカとピーマンは、ちょっと焼き方が足りないような気がしたが、色取りとしてはきれいだ。なかなか良く出来ている。

こちらは旦那が注文した「グラフィ・シーク・ケバブ」(ラムのミンチに玉ねぎ、パプリカ、ピーマンとスパイスを練りこみ、タンドーリ・オーブンで焼いたもの)。サラダとミント・ソースがついている。本来の値段は5.25ポンド。
旦那に一切れもらって食べたのだが、正直、普通のシーク・ケバブの方が好きだ。これは、野菜の味が強すぎて、肉が負けてしまっている。しかし、着色料を使っていない点には好感が持ている。

これは、旦那のメイン「ダルチャ・ゴシュト」(ラム肉とイエロー・スプリット・ピーをカルダモンと煮込んだもの)。本来の値段は9.95ポンド。
私は、これは好きではなかった。理由はソースに不快な苦味があったこと、そして、肉の旨みがソースの中に逃げてしまい、肉自体が固くパサパサになっていたから。10ポンド近く払ってこれを食べたら、かなりがっかりしただろう。

これは、私のメイン、「シシャマハル・コフタ」(ジャガイモで出来た円錐の中に、やはりジャガイモ、パニールチーズ、スパイス、パインナッツ、干しブドウを混ぜたスタッフィングを詰め、ナッツの入ったソースをかけてある)。本来の値段は8.95ポンド。
これはなかなか美味しい。辛みはまったくない。どちらかといえば甘いのだが、砂糖の味がするわけでもない。これだけ食べ続けると、ちょっと飽きるが、上のカレーよりは、ずっと満足感が得られた。

これはナン二枚(一枚1.95ポンド)。私が注文したメインには、ナンが不必要なものだったので、ちょっと量が多すぎた。
このナンはとても美味しかった。上にバターを溶かしたものがかかっているのだが、他の店で食べているのは何なんだろうと思うほど、バターの風味が強い。
以上に、水(3.50ポンド)とビール一本(2.85ポンド)を頼んで、もしディスカウントがなければ、37.15ポンド(ディスカウントされた価格は26.25ポンドだったので、チップを入れて30ポンド払った)。5人以上のグループでない限り、サービス料は自動的に加算されない。
二人分2コースで37.15ポンドというのは、このクラスのレストランとしては決して高くない。ブロード・ストリートのShimla Pinkだと、スターターなしでも40ポンド近くになる。なお、もっとお酒を飲んだり、シーフードを食べるとさらに値段が上がるが、それはどこのレストランでも同じことだ。
サービスはとてもプロフェッショナルで、この点は、他の安い店とははっきり違いが感じられた。
より最近(二回目)の訪問に関してはこちら。
お店のホームページはこちら: http://www.lasan.co.uk/

