KINNAREE

Kinnaree
 2007年9月29日、The Mailboxの近くにあるタイ料理店Kinnaree(キンナレー?)にランチを食べに行ってきた。本来高い店なのだが(3コース食べれば最低20ポンドぐらい)、ランチの時間には4.95ポンドで食べられる皿を出しているので、それが目当て。

 店はこのビルの一番下の部分。開店してから1年も経っていないと思う。Mailboxの他の店からはちょっと離れており、あまり繁盛しているような様子はない。

Kinnaree, interior
 これが店内。無意味な船の置物が、店の真ん中にどーんと置かれている。かなり広く、200人ぐらいは入るかもしれない。

 この船の他にも、店内はいろいろな美術品「風」の置物で飾られており、かなり悪趣味。どこかの成金が、なんとなく趣味で出資しているような雰囲気。ウエイトレス(というよりもっと偉い人なのかもしれないが)の中年の女の人は、タイの民族衣装を着けてタイっぽい雰囲気を演出していたが、若いウエイターは何故かサンダル履きで、妙だった。

 私たちが入ったのはもう2時を過ぎていたので、先客は二人だけ。私たちがいた1時間15分ぐらいの間に入ってきたのは4人だけだった。

The Cube construction site
 カナルに面した部分はすべてガラス張りになっていて、外がよく見える。私たちの席から見た風景はこれ。ザ・キューブの建築現場だ(笑)。

 完成すればもうちょっといい雰囲気になるのかもしれないが、これではムードも何もあったものではない。散歩中の犬がガラスからすぐ近くの柱におしっこをかけているのも丸見えだった。

Jasmine Tea
 飲み物として注文したジャスミン・ティー。たぶん1.50ポンドぐらい。

 こんなジャスミン茶を見たのは初めてだ。味も美味しいし、美しい。小さいポットに、リフィル用のお湯も持ってきてくれる。

Pad Gaprao
 辛いものが食べたかったので、ランチメニューの中から、一番辛いのはどれかと訊いて持ってきてもらった鶏肉のパッド・ガプラオ。肉は、鶏、豚、牛から選ぶことができ、追加料金を払えば海老でもできる。チリ、ニンニク、玉ねぎ、たけのこ、鞘隠元(スネーク・ビーンズかもしれない)、ホーリーバジルと肉の炒め物だ。

 残念ながら、タイ料理でいうところの「辛い」というレベルではなかった。むしろ、砂糖のせいと思われる甘さが強かった(タイ料理で砂糖を入れること自体は珍しくない)。鶏肉は、輸入冷凍ものの歯ざわりで感心できない。ご飯は美味しかった。

Khao Pad Tra Krai
 こちらはレモングラスの入ったチャーハン、カオ・パッド・トラ・クライ。これもやはり肉が選べる。

 普通のチャーハンにレモングラスが入った程度のもので、特になんと言うことはない。

 両方の料理に共通して言えることだが、この店の料理にはナンプラー、コリアンダー、フレッシュ・チリなど、タイ料理につき物の素材が欠けている。これでは、何のためにタイ料理を食べに行ったのか分からない。

Woman and Elephant
 この店の中には成金趣味な彫刻が所狭しと置かれているが、これは中でも特に悪趣味だった、象の鼻に乗る裸の女の人と、半裸の女の人の噴水。

 ちなみに、Kinnareeとは、仏教やヒンズー教の伝説に現れる、半分鳥で半分人間の生き物のことだそうだ。

 以上のものと、コーヒー二杯を頼んで、お会計は16ポンドちょっと。チップを足して18ポンド置いてきた。いつも、飲茶を食べに行って払う額と同じだが、満足感は少ない。家でも作れるようなものだからだ。

 別に不味いわけではないのだが、また行きたいとは思わない。

住所:22, Waterfront Walk, Birmingham, B1 1SN
電話: 0121 665 6568
Fax: 0121 665 6569

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