The French Hen Inn


The French Hen Inn, Clent
 2007年12月1日(土曜日)、バーミンガムからバスで1時間弱東に行った所にある町スターブリッジのさらに郊外、クレントという場所にある「ザ・フレンチ・ヘン・イン」というガストロ・パブに友達二人と行ってきた。本当は、別の店に行く予定だったのだが、予約を入れることさえできない有様だったので、第二候補としてこちらにやって来た。

 外観の写真を撮るのを忘れてしまったのだが、伝統的なパブ+宿屋の大きな建物で、とても素敵。内装もしゃれた田舎風でかっこいいし、くつろげる。12月ということで、卓上は既にクリスマス気分になっていた。

The French Hen Inn, Clent
 この店、店内にこうした骨董的な看板やポスターのコレクションが所狭しと飾られている。好きか嫌いか、評価は分かれると思うが、特徴を出している点では評価すべきだろう。

 ところでこの写真は、トイレの入り口近くで撮影したのだが、トイレの床が絨毯張りになっていたのには驚いた。トイレやキッチンの床が絨毯張りなのは、ちょっと古いイギリスの家屋ではよく見かけるが、パブのトイレが絨毯張りなのは初めて見た。

Pate de la maison  基本的にはメインコースだけ頼んだのだが、待っている間の時間つぶしにということで、一皿だけ前菜を注文してシェアした。これは自家製パテ。手前に写っているプリンのようなものがそれで、クリーム色のものは脂、下にパテが眠っている。左横はリンゴとシナモンを煮て冷やしたもの。これらをパンにつけながら食べる。五ポンド弱。もし、これを一人で食べたら、私は腹八分ぐらい膨れてしまうだろう。

 味的には特筆すべきものではなかった。パテが柔らかすぎるし、レバーの味があまりしない。不味いとまでは行かないが、期待外れではあった。

Main courses
 これらがメインコース。一番手前が、私が注文したブフ・ブルギニヨン(ブルゴーニュ風牛肉、ということは赤ワイン煮込みなのだろう)、その向こう側が豚三枚肉のロースト、カラメライズド・アップル添え、付け合せのポテト二皿をはさんで、一番遠くに見えるのが、ロースト・ダック半身のメープル・シロップ・ソースがけ。

 値段的には、豚と牛が10ポンド強、鴨が14ポンドぐらいだった。

side dishes  これでもかっ!と言わんばかりに出てきたサイド・ディッシュの数々。これらはすべてメインの値段に含まれている。

 手前は茹で野菜(サラダをチョイスすることもできたのだが、私たち三人ともこれを注文したので、これで三人分)、フライド・ポテト、茹で新じゃが、そしてポテトグラタン(ドーフィノワ)。

 イギリスのレストランでは時々このように大量のサイドディッシュがついてくる。私は食事をするとき、必ず野菜を食べたいので大変ありがたいのだが、それにしても、この量は・・・茹で野菜はちょっとパサつき気味だが、ポテトはみんな美味しかった。
Boef Bourguignon
 問題はむしろメイン・ディッシュの方にあった。私が注文した牛肉のブルゴーニュ風煮込みはビーフ・シチューのようで大変美味しかったのだが、他の二皿は、味気なかった。豚は三枚肉のはずなのに、パサつき気味で、肉に味が染みていなかった。高温で一気に焼き上げたのではないだろうか。

 一番ひどかったのは鴨。焼き過ぎでパサパサしていただけではなく、ソースとしてついてきたメープルシロップが、まったくメープルシロップそのもので、鴨と合わない。白ワインと混ぜて煮込むとか、手を加えなければ、鴨にメープルシロップをつけて食べるのにはちょっと無理がある。というわけで、牛肉が80点、豚肉が60点、鴨が30点ていどの出来だった。

coffee
 私はデザートを一皿とって、三人で分けようと提案したのだが、他の二人がもう食べられないとのことで断念。三人ともコーヒーだけ頼んだ。コーヒーには、ミント・チョコレートがついてきた。まるで、バーミンガムのカレー屋のようだ(笑)。

 お酒は飲まず、水だけだったので、お会計は三人分で46ポンドぐらい。一人15ポンドだから、安いと言っていいと思う。店の感じもいいし、もう少し美味しければ、また来たいところなのだが・・・残念。

The French Hen Inn
Bromsgrove Rd, Clent, Stourbridge, West Midlands DY9 9PY
Tel: 01562 883040

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